Yama Designの山﨑真司です。よく山崎の「崎」は、大きい方ですか？立つの方ですか？と聞かれます。先日「立」ですというと、「𥔎」と書かれました。初めてこの漢字を見ました。左側はノーマークでした。
さて、今年の出展者の自己紹介が一回りしました。出展者の自己紹介を見ても、今年のＵ－４０建築家展は間違いなく面白いものになりそうで、私自身ワクワクしております。
今年は去年と同じ「近作展」というテーマですので、今年の展示を考える上で見つめ直す意味も含め、昨年の展示を振り返りたいと思います。
昨年は店舗のリノベーション、クリニック、住宅の３作品を展示しました。リノベ以外は工事中だったため、模型や図面の他に施工中の現場写真を展示しました。仮囲いに囲まれた施工現場は、周囲から隔離された中で作業するため、職人さんの手仕事やドラマが見えません。「過程を見せる」というのはとても重要です。見られる方は手を抜けません、見る方は期待と好奇心で一杯になります。また、後継者を育てることにも繋がります。
今年のサブテーマ「One architect Oneproject」は、建築家が設計の過程でどんな思考をもち、どのように建築が構築されていくのか、建築家の脳内を覗き見る展示にしたいと思います。脳の中を丸裸にします。自分でも気がつかなかった思考形態が露わになりそうです。
[写真]2016年Ｕ－４０建築家展 Yama Design
