WHITE SPACE kadowaki 一級建築士事務所 門脇です。
いよいよ、ARTPLAZA U-40建築家展 2016開催まで2か月を切りました。出展者それぞれ、精力的に展示作品の作成を始めていると思われます。
門脇もモチロン…?ばっちり!!
…………毎年の様に、まだ何も出来てません。
次回はその過程をお見せできると思いますので、今回は私が過去参加した2011年〜2015の会場の様子を想い返してみたいと思います。
2011年
会場の中心に、角紙管で組み上げられたベンチを中心に放射状に高さの違う展示台が広がります。
会場は全て紙で構成されており、紙の可能性を再認識した会場構成でした。
この年は、ナイトイベントや来場者投票など、来てくれた方と作り上げたイベントでした。
2012年
コンセプトは公園。会場のどこにでも座れるように来場者さんにはお尻につけるクッションを配布。この年は出展者によるゾーン毎の展示をやめ、会場内あちこちに出展者の作品を散りばめました。地図をみながら作品を探す。アトラクションの様な展示でした。
2013年
梱包用の発泡緩衝材を会場全体へ撒き、ほうきで掃いて展示通路を作っていきました。
お客さんが通るたび、子供さんが遊ぶたびに緩衝材が動き散らばり、違う通路や山や谷が現れます。日々変わる会場の様子を楽しめた会場構成でした。
2014年
会場を支配する大きな3つの輪っか。内側の輪っかには浮遊感のある展示台を配置。釣り糸で釣る事により、繊細かつ大胆な展示となりました。一番外の輪っかには一般の方から集めた「未来の家」の作品を展示。真ん中の輪っかに吊られた建築材料のバックアップ材で出展者の作品と一般の方の作品を、時にはキッチリ、時には曖昧に区切りました。
2015年
糸のカーテンで曖昧に仕切られた会場に建築家が考えるDIYを展示。各ブースはパーソナルカラーを持っており、見る角度により見えたり消えたりするいろんな色の糸のカーテンは幻想的でした。昼と夜で見え方が違う面白い会場構成でした。
さて、2016年はどんな展示になるのでしょうか?
今回は近作展というテーマ。
建築そのものに重きを置き、会場構成は今までと変わってシンプルになる予定です。
そのシンプルさに、アートプラザの力強さに負けない展示が必要となってきます。
出展者からの展示作品はどんなものが出てくるのでしょうか?!
ぜひ会場へ足を運び、ご覧になってください。
posted by U-40 architects at 00:00|
門脇秀享|Hidetaka Kadowaki
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